【不適切って本当?鳥の資格レビュー】バードライフアドバイザー3級取得について6つのポイント

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鳥専門の資格があるって聞いたけど、取るメリットはあるのか?

鳥を飼っている人や、動物関係の仕事に関わる人なら「バードライフアドバイザー」という言葉を聞いたことがありませんか?

「知らない」という人でも大丈夫です。

もしあなたが「インコを飼い始めたけど、何に注意すればいいか分からない」「書籍を読むのは苦手だから、対人の講習に参加したい」と考えているなら、バードライフアドバイザー3級は検討価値ありです。

この記事を読めばバードライフアドバイザーの概要や評判だけでなく、実際に3級を取得した経験をもとに「満足した点」「不満な点」など忖度なく解説しているのでぜひ最後まで読んでください。

発行元と揉めないか心配だけど、本音でレビューするから参考にしてね!

目次

バードライフアドバイザーとは、認定NPO法人「TSUBASA」の受講証

バードライフアドバイザーについて以下の9つを解説します。

コンパニオンバードだけに特化した講座は、飼育初心者におすすめ!

そもそもバードライフアドバイザーってなに?

バードライフアドバイザーとは、認定NPO法人「TSUBASA」が定期開催している、鳥(フィンチ、インコ、オウム)に限定した認定講座の受講証です。

認定NPO法人「TSUBASA」ってなんだ?

バードライフアドバイザーの発行主は認定NPO法人「TSUBASA」

埼玉県新座市にある鳥の保護施設「TSUBASAとり村」を運営する団体で、2014年に埼玉県知事より認定されたNPO法人です。
「TSUBASA」とは「The Society for Unity with Birds – Adoption and Sanctuary in Asia(鳥と調和のとれる社会 – アジアの里親とサンクチュアリ)の略称です。

認定NPO法人「TSUBASA」のレスキュー活動

保護施設として里子・里親をしているだけでなく、教育啓発活動や鳥のレスキュー活動に力を入れています。

  • 2010年 7月:動物園前47羽のインコ捨て去りからのレスキュー
  • 2011年 7月:被災地におけるクジャク、七面鳥、鶏のレスキュー
  • 2012年 7月:劣悪な元ペットショップからの95羽の鳥のレスキュー
  • 2013年 8月:一般家庭前にて29羽の置き去りの鳥レスキュー

引用元:犬猫を飼う前に読むサイト「RENSA」

ここには載っていない2016年あいちトリエンナーレの文鳥展示にも駆けつけたんだって!

バードライフアドバイザーのコンセプト

バードライフアドバイザーには3級~1級まで3つの段階があり、それぞれにコンセプトがあります。

  • 3級:鳥と私が幸せになる
  • 2級:鳥と私とあなたが幸せになる
  • 1級:鳥と私とあなたと社会が幸せになる

2級を受講するには3級認定さていなければいけません。また、2024年11月現在では1級の認定講座は開講されていないようです。

注意点として、バードライフアドバイザーは国家資格ではありません。認定NPO法人「TSUBASA」が発行する民間資格です。

愛玩動物に関係する国家資格は「獣医師」と「愛玩動物看護師」の2つがあるよ。

バードライフアドバイザーの開催実績

2024年に開催されたバードライフアドバイザー認定講座は、1年間で3級と2級あわせて10回企画されています。

02/25(日)3級埼玉県
03/17(日)3級埼玉県
04/20(土)3級大阪府
05/12(日)3級オンライン
06/01~02(土日)2級オンライン
07/27(日)3級福岡県
09/23(月)3級北海道(札幌)
11/23(土)3級大阪府
12/01(日)3級オンライン
12/21~22(土日)2級オンライン

1級の講座については「順次開講していく予定」とあるだけで開催実績は確認できませんでした。

認定NPO法人「TSUBASA」ではバードライフアドバイザー認定講座だけでなく、勉強会や参加型イベントを多数企画しています。
開催地は東京・埼玉・大阪だけでなく、岡山・名古屋・仙台・広島・神戸・新潟・鹿児島・福岡・金沢・浜松・函館・札幌など、日本全国で勉強会を開いています。

2024年11月には埼玉県産業文化センターで「愛鳥祭」っていう大きなイベントも企画したんだって!

バードライフアドバイザーの受講費用

バードライフアドバイザー認定講座は3級と2級で受講費用が違います。

3級5,000円
2級30,000円
1級情報なし
※2級は講師欠席など、状況に応じて割引される場合がある

3級に更新料はありませんが、2級はポイント制度による更新制となっています。

2級の合格通知を受けてから3年以内にポイント付与対象になってるセミナー・勉強会・シンポジウムなどに参加して、20ポイント保有することで認定証の有効期限が延長されます。

ポイント付与対象のセミナー・勉強会の参加は有料の場合がります。


例えば2024年7月7日に仙台で開催された2級向けのスキルアップセミナーの受講費用4,000円、5ポイント付与となっています。

この受講費用が高いか?安いか?について、実際に受講した感想をあとで紹介するね。

バードライフアドバイザーの講座内容

バードライフアドバイザー3級の講座は1日約4時間あります。
具体的には午前中に1時間半、45分の休憩を挟んで午後から2時間半です。講座中のスライド量は200以上あると主催者の方は仰っていました。

2級は1日約8時間の講座が2日間続けて行われます。

具体的にはどんなことをするんだ?

具体的な内容は書けませんが、バードライフアドバイザー3級認定講座の概要は次のようになっています。

  • コンパニオンバードの素晴らしさと難しさ
  • TSUBASAで引き取る理由
  • バードライフアドバイザーについて
  • お迎え前に準備する〇〇のこと
  • 愛鳥を守る「いしょくじゅう」
  • 愛鳥を守る(心のケア)
  • 修了試験

以上の構成で3級の講座は進行していきます。
実際に3級を受講・取得して「満足したこと」「不足に感じたこと」は後半トピックで解説しますが、鳥を飼うなら損はない講座というのが個人的な意見です。

ボクが何冊も読んできた飼育本で学んだことが、3級講座に集約されてる感じだったよ。

バードライフアドバイザーの合格率

バードライフアドバイザー3級認定講座には修了試験があります。
合格者数や合格率は公表されていませんが、ホームページには次のようなQ&Aが記載されています。

修了試験は難しいですか?

皆様には最初にレジメをお渡しします。こちらに講義のときに重要と思われたことをメモしてください。修了試験はレジメをご覧いただいても大丈夫です。
修了試験は点数より、最後まで頑張って聴いていただくことと、講義の振り返りをしていただくことが目的です。
普通に聴いていただき、メモをしていただければ合格ラインの60点を取ることは容易です。あまり緊張せずに、リラックスして講義を楽しんでいただけたら幸いです。

実際に3級を取得した感想としては、Q&Aのとおり修了試験はそれほど難しくはありません。
20分ほどかけて穴埋め形式の問題に回答を書き込みます。

出題内容も配布されたレジメにヒントがあるから、メモを取っていれば心配ないよ。

2級講座は受講していないため難易度は分かりませんが、試験時間は1時間程度を想定しているようです。

バードライフアドバイザーの評判

バードライフアドバイザーについてネットで検索すると、次のようなことが書かれていました。

講義の時間は長いのですが、内容が濃く、鳥の飼育者であればためになるようなお話がたくさん聞けることは間違いないです。
個人的には「鳥に好かれるためには?まず嫌われないようにしよう!こういう行動にはちょっと注意」みたいな話が興味深かったです。

引用元:「バードライフアドバイザー3級の内容、合格率は?取得してみたので紹介」から抜粋

3級の認定証が届くのは1ヶ月半近く経ってからみたいだな。

BLAは非常に人気の講座で、(中略)また開催地が地方での開催も多いため、参加するのは大変かもしれません。
しかし、BLAを受けることは自分にも愛鳥さんにもプラスになります、まだ受講されていない人はぜひバードライフアドバイザーを取得されることオススメします。

引用元:「バードライフアドバイザー3級(BLA)の受講レポート~鳥と私の○○のために」から抜粋

2016年に受講された方の記事を読む限り、2024年現在に実際に受けた講座の内容と違いはないようです。

正直、BLA3級は誰でも取得できるんだろうし、生活そのものに大きな影響を与えることはなさそうですが、(中略)少なくとも自分が知らないところには多くの不幸がいるということ、それを助けるために日々頑張ってくださる方がいるということを理解しました。
(中略)受講料は必要ですが、受けて損はないと思います。

引用元:「バードライフアドバイザー3級ってどんなの?(正直な感想)」から抜粋

3級を受講した人の満足度は高そうだね。ボクも実際取得してみて有益な講座だと思うよ!

バードライフアドバイザー「不適切」について

インターネットでバードライフアドバイザーを検索すると「不適切」という検索候補が出ています。
「不適切」をキーワードとした検索結果として上位にくるのは主に次の3つ。

  • Yahoo知恵袋
  • 主催者の不適切な文章
  • 1級開催の反対

全部目を通したけど、結論として「気にしなくて大丈夫」っていうのがボクの意見だよ。

Yahoo知恵袋の不適切について

2016年にあったYahoo知恵袋への質問投稿をチェックしました。
ただ内容としては、ペットショップに行った投稿者がクレームを入れている現場に遭遇。その渦中にいた人がバードライフアドバイザーを名乗っていたようです。

「バードライフアドバイザー」の名前を使われただけで、気にすることはないな。

主催者の不適切な文章について

2016年に投稿された認定NPO法人「TSUBASA」の公式ブログをチェックしました。
この記事の前後に投稿されたブログ記事に不適切な文章を記載していたようです。ただ、当該文章がどれか分からないため、現在は削除されたか、気にする程ではない文章と予想されます。

当時刊行された会報「ALIVE」117号に記事の要約が載ってたけど、取り組みが厳しすぎるって指摘されたのかな?

バードライフアドバイザー1級開催の反対について

2019年に投稿された「バードライフアドバイザー1級認定講座開催に反対です」をチェックしました。
当時1級開催に向けた動きがあったようです。記事投稿者は「講座を受講して1級認定になるものではない」との考えのようです。

しかし2024年11月時点で「不適切」のキーワードは含まれてはいませんでした。

バードライフアドバイザー認定資格そのものを否定しているわけでは無さそうだな!

バードライフアドバイザーを受講するメリット

鳥の保護施設を長年運営してきた経験を踏まえたバードライフアドバイザー認定講座の内容は非常に有益です。鳥を飼育する人にとって受講するメリットは大きいでしょう。
ただし、民間資格のため就職・転職・起業などのビジネスシーンで権威性は高くないと言えます。

同じ民間資格でも「愛玩動物飼養管理士」のほうが有資格者23万人で認知度は高いため、動物に関する仕事をするなら資格取得の候補になるでしょう。

愛玩動物飼養管理士についても調べてみるか!

あわせて読みたい

次は実際に3級講座を受けてみて、ボクが満足した点を紹介するね。

バードライフアドバイザー3級を受講して「満足」した3つのポイント

バードライフアドバイザー3級認定講座を実際に受講して満足したことを3つ紹介します。

ボクの個人的な感想だけど、ひとつの意見として参考にしてね。

具体的な数値や実例の写真を使って学べる

バードライフアドバイザー3級講座を受けて最も印象に残ったことは、たくさんのデータと経験に基づく内容だったことです。

例えば過去数百人以上の受講生から取った「感染症の発生源と思われる場所」や「診断されたことがある病気」などのアンケートデータは説得力のあるエビデンスに感じました。

かかりやすい病気や感染源が推測できれば、あらかじめ対策と自衛ができるじゃん!

また、いろいろなフンの写真が見れたことも参考になりました。
健康管理する上で毎日のフンのチェックは欠かせませんが、初心者には下痢と多尿の違いも分かりにくいですよね。
ですが10枚程度のフンの写真を見比べながら丁寧な解説があり、それぞれ予想される病気が聞けたことはとても勉強になりました。

数字や写真を使って分かりやすく講義してくれるのは嬉しいな!

長寿の鳥との暮らしは「終生飼養だけではない」

大型の鳥は40~60年以上も生きる種類がいます。そのため鳥を飼うときは終生飼養について考えなければいけません。

終生飼養(しゅうせいしよう)とは、動物の所有者がその動物が命を終えるまで適切に飼養する(食料を与えて養い育てる)こと。平成25年(2013年)に施行された改正動物愛護法において、罰則のない努力義務として明文化されています。

ですが、バードライフアドバイザーの講座を受けて「生命のバトンを繋ぐ」という考え方をひとつ学びました。

70歳のご婦人が3歳のルリコンゴウインコを保護施設から迎えました。あなたはどう思いますか?

引用元:バードライフアドバイザー3級レジメより

模範的な回答は「鳥を最後まで看取れない」が多いでしょう。確かに飼い主が先に旅立ってしまい一人残されてしまう鳥は寂しい想いをするかもしれません。
ですが、飼い主が先に旅立つまでに一緒に過ごす時間は鳥にとって不幸でしょうか?とても考えさせられる内容でした。

いろいろな考え方がある中のひとつを聞いてみたい人は、ぜひ講座の受講を検討してみてね。

鳥と一緒に暮らす上で大切な「考え方」を学びたい人にはおすすめの講座と言えるでしょう。

ペットに人気のインコやオウムの平均寿命は別記事で一覧にしてるから参考にしようぜ!

鳥の飼育書を数冊読むことを思えば「受講費用は高くない」

バードライフアドバイザー3級の受講費用は5,000円します。

民間資格の講習だろ?ちょっと費用が高いんじゃねーか?

実際に3級を受講してみた感想として「ボッタクリ」と言うほど高いとは感じませんでした。理由は2つ。

  • 開催費用を逆算すると割高ではない
  • 飼育書数冊分の内容を学べる

開催費用を逆算すると割高ではない

バードライフアドバイザー3級認定講座の定員は20名です。徴収される参加費が最大10万円と考えれば、そこまで割高ではないと思います。

今回会場となった会議室の利用料金を調べてみると1日約24,000円でした。大阪~埼玉間の交通費は概算で往復約3万円。さらにスタッフの人件費や、開催前後の準備費用も発生します。

移動時間や対人セミナーによる労力を考えれば、利益優先って感じじゃねーな。

飼育書数冊分の内容を学べる

飼育書には内容が重複する部分もあれば、その本にしか載っていない「これが知りたかった」という情報もあります。
また、バードライフアドバイザーの講座は飼育書で重複しやすい「飼育方法」ではなく「鳥と豊かに暮らすために必要な考え方」を学べることに価値を感じます。

鳥の飼育書を3~4冊読むことを考えれば参加費用5,000円は割高とは言えないでしょう。

次は3級講座を受けてみて不満に感じた点を紹介するね。

バードライフアドバイザー3級を受講して「不満」に感じた3つのポイント

バードライフアドバイザー3級認定講座を受講して不満に感じたことを本音で3つ紹介します。

ネガティブな内容になりますが、受講者の不満を予め知っておけることはメリットです。
これからバードライフアドバイザー3級を受講する人は「当日積極的に質問をする」など事前に対策を考えられるため、ぜひ参考にしてください。

ただし!あくまで受講者の個人的な感想であることは忘れないでね!

ワークショップではなく「約4時間の講座形式」

講義を受けた全体的な感想として「一方通行の講座だった」という印象があります。

効率的な学習の定着には、インプットとアウトプットを3:7の割合で反復することが重要とされています。しかし今回は受講者のアウトプットできる場面が、ほぼありませんでした。

休憩を挟むとはいえ、4時間講座を聞き続けるだけはしんどいな。

一般的に人は学んだことの9割は一週間以内に忘れると言われています。
記憶の定着率を上げて理解度を深めるには、ワークショップ形式のような受講者が積極的に発言できる場面はあったほうが良かったというのが個人的な感想です。

「ここまでで質問はありますか?」とか、状況の確認が一切なかったのは残念だったな。

進行スピードが早いため「情報をメモする余裕がない」

満足したポイントのひとつとして「具体的な数値や実例の写真」と挙げましたが、残念ながら具体的な数値は覚えていません。
なぜなら進行スピードが早いため、情報をメモする前にスライドが流れていくからです。

レジメをもらったなら、重要なことは書いてあるんじゃねーのか?

受け取ったレジメは当日の講座の概要が載っているだけで「具体的な数値や実例の写真」は掲載されていません。
講座を振り返るためのアーカイブ映像などはなく、スライド資料などがホームページで公開されているわけでもありません。

有益な情報がたくさん出てくる講座ですが、メモできたこと以外ほとんど手元に残っていないことは残念というのが個人的な感想です。

せめて受講者限定でもいいから資料が見れれば助かるけど、それもないらしいんだ。

情報共有しても「フィードバックがない可能性」

講座の後半で主催スタッフの方が「良い獣医師の先生を見つけたらぜひ教えて下さい」と呼びかける場面がありました。
ですが、情報提供に対してフィードバックはない可能性があります。

なぜなら「良い獣医師の先生を見つけたらセミナーに呼びたいと思います」とのことで、受講生に情報共有される発言には受け取れなかったからです。

セミナーの開催地は主要都市ばかりだから、遠方に住んでると簡単には参加できねーよな。

ペットをお迎えする前に確認するべきこと」でも解説しましたが、鳥を飼うなら信頼できる動物病院は必須です。鳥類の診療経験が豊富な獣医師は圧倒的に少ないため、初心者が調べても簡単には見つかりません。
あなたが通える範囲に鳥を専門に診れる動物病院があるなら、その情報を知りたいとは思いませんか?

バードライフアドバイザーの受講者と情報共有するためではなく、セミナーに呼ぶために獣医師の情報を求めたように受け取れたことは残念な印象だったというのが個人的な感想です。

みんなと相性が合うかは分からないけど、大阪で鳥を診れる動物病院はリサーチしてみるね。

あわせて読みたい

バードライフアドバイザー3級をおすすめできる人の特徴

最後にバードライフアドバイザー3級をおすすめできる人の特徴を解説します。

実際に3級を取得した経験だから、ぜひ参考にしてね。

受講をおすすめできる人

バードライフアドバイザー3級は、次のような人におすすめです。

  • ビジネス(業務)に関わる人
  • 鳥の飼育の「考え方」を学びたい人
  • 鳥仲間のコミュニティを探してる人

鳥専門のビジネス(業務)に関わる人

ペットショップやブリーダーなど、鳥を接客販売する際の知識として役に立ちます。
ただし発行元の認定NPO法人「TSUBASA」の意向として、他人への助言には2級以上が必要としています。

3級を持ってないと2級の受験資格がないから、どのみち3級は必要だな!

鳥の飼育方法の「考え方」を学びたい人

講座の最初に「知識を吸収するのではなく考え方を学ぶ」と伝えられます。
このことから分かるように飼育方法のノウハウではなく、飼い主として愛鳥と幸せに暮らすための知見を広めたい人におすすめの資格です。

健康管理の要点「愛鳥を守るいしょくじゅう」の考え方は参考になるよ。

鳥を飼育してる仲間のコミュニティを探してる人

バードライフアドバイザー講座が終わったあとは懇親会も企画されています。
近隣に住んでいる鳥の飼い主が集まるため、相談仲間が欲しい人には良い機会と言えるでしょう。

特に動物病院の情報交換するなら、リアルな場で聞けるのはメリットだな!

受講をおすすめできない人

バードライフアドバイザー3級をおすすめできない人の特徴は次のとおり。

  • 開催会場から遠方に住んでいる人
  • お金をかけずに学びたい人
  • 権威性のある資格を求めてる人

開催会場から遠方に住んでいる人

開催会場は主に主要都市ばかりです。遠方に住んでいる人が参加するには時間やお金の負担もあるため、必ずしもおすすめとは言えません。

でもバスや新幹線を乗り継いで来る人は大勢いるけどね。

お金をかけずに学びたい人

講座を受けるには参加費用5,000円が必要です。ネット検索や飼育書から学べる内容も重複しているため「新しい知識だけほしい」と考えているコスパ優先の人は向いてないでしょう。

5,000円の負担が大きいって感じるなら、ペット飼う前にお金を貯めるほうが先だな。

権威性のある資格を求めてる人

バードライフアドバイザーは民間資格です。仕事として権威性を求めるなら「獣医師」「動物看護師」のような国家資格を選ぶべきです。
あるいは同じ民間資格でも「愛玩動物飼養管理士」のほうが認知度は高いと言えるでしょう。

仕事で使うことが目的なら、認知度や学習時間やコストも考慮して資格は選んだほうが良いね。

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【まとめ】鳥を飼うならバードライフアドバイザー3級は受講する価値あり!

バードライフアドバイザーについて、講座の概要から満足した点や不満な点など解説しました。
講座を受けるに当たって重要なポイントは次の3つです。

  • 認定NPO法人が発行する民間資格
  • フィンチ、インコ、オウムに限定した講座
  • 知識ではなく考え方を学ぶ講座

実際に講座を受けて3級取得した経験から、ペットに鳥を飼っている人にはおすすめです。
内容の濃い講座のため、メモを取るスピードが追いつかないときは都度講師の人に相談してください。

また、2級以上を目指すなら受講費用や更新制度などの点から、他の資格も併せて検討したほうがいいでしょう。

開催会場まで遠い人や、タイミングが悪くて受講できない人はどうすればいいんだ?

まずはバードライフアドバイザー認定講座の日程を確認してください。都合が悪ければzoomのオンライン講座や、全国で勉強会や各種イベントも開催されています。

各種参加には費用が発生する場合があります。事前に必ず確認してください。

愛鳥との豊かな暮らしのために、バードライフアドバイザー3級の受講をぜひ検討してみてください。

認定NPO法人TSUBASAは「鳥の飼い主への十戒」も提唱してるから、気になる人は読んでみて!

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